06/12 為替と今後の景気の動向 週末を控えた様子見感が強い
週末は流石に様子見に徹しているトレーダーが多いのか動きは低調で小幅に動いているだけです。要人のサプライズ発言でもないかぎりそこまで悪い展開はないと思いますが、様子見と言うのは変わらないでしょう。日本市場では4月鉱工業生産・確報値までは動きが少ない週末チャートになりそうです。
夜注目すべきは米の指標発表
※画像はヤフーファイナンスの物を利用させて頂いております。
米5月 卸売物価指数(PPI) [前月比]と 卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く) [前月比]には注目をしておいた方が良さそうです。日本市場で動きがない場合は、アメリカの指標発表までは小幅の値動きを繰り返しポジションの調整が行われそうです。
ユーロ方面にも注目はしておきたいですが、ギリシャが何をしたいのかがイマイチ見えて来ないのと、時間稼ぎにしか見えない発言が、少し残念です。考え方として、ギリシャの中でも右派と左派と呼ばれる人たちが政権を取ったまではよかったのですが、緊縮政策を受け入れるしかないというのが現状です。
今日の為替予測
今日のドル/円は、THE週末という動きをしています。夜に米指標の発表があるので、それまではおとなしい展開が続きます。小さなトレンド自体は出るとは思いますが、反発も同じように出るので、狙うのであれば、すっぱりと絞ったものがいいでしょう。
ユーロ近辺ではギリシャの動きをずっと追わなくてはいけませんが、それも日課と考えてしまうと面白いかもしれませんね。大きな動きは要人の発言から起こりうる事は、黒田総裁の発言からも見てとれるのでしっかりと情報収集はしておくべきです。
バイナリーオプションでの投資は可能な一日ですが、基本的には指標の発表を待って投資をしたほうがいいでしょう。どしても週末ムードで小幅な動きしか見られないので様子を見たほうが懸命です。